ニキビ治療・ニキビ跡治療は重症ニキビ専門の皮膚科クリニック、メディアージュ皮膚科ニキビクリニックへ(恵…

光線力学療法 PDT療法とは

光線力学療法(PDT)とは?

光線力学療法という言葉を聞いたことがありますか?
聞きなれない言葉ですが、実はガンなどの悪性腫瘍に対する治療法として現在も適応疾患などを研究されている先端医療なのです。

光線力学療法(Photo Dynamic Therapy:PDT)とは、腫瘍に親和性のある光感受性物質を腫瘍に取り込ませ、特定の波長のレーザー光を照射することにより腫瘍内で光化学反応を引き起こし、主に一重項酸素(活性酸素)を発生させ、主要組織を選択的に死滅させる治療法です。

光線力学療法(PDT)の歴史

光線力学療法(Photo Dynamic Therapy:PDT)の歴史は古く、約100年前に遡ります。1900年にドイツの医学生Oscar Raabから始まり、その後、光感受性物質にはポルフィリンが、光源にはレーザーが用いられ皮膚ガンの治療に応用されるようになりました。

日本では、1980年に内視鏡的PDTにて早期肺ガンを完治させ、その方法が全世界に広まりました。

皮膚科では1990年にアメリカのKennedyらが皮膚腫瘍・皮膚疾患の治療にALA-PDTを用い、日本では、いち早く伊藤嘉恭らが尋常性ざ瘡、日光角化症の治療を行いました。

ニキビ治療としての光線力学療法(PDT)

ALAが毛包に親和性が強いことから、ALAを使用したPDTが脱毛に応用できることを1995年に学会発表し、それを発展させる形で5-ALAを用いたPDT(ALA-PDT)が尋常性ざ瘡の治療に有効であることを報告しました。

同時期に伊藤嘉恭らが症例報告を発表し、以来ALA-PDTは尋常性ざ瘡に対する治療法の一つとして確立されてきました。

当院では2000年の開院時より、ニキビ治療としての光線力学療法(PDT)をどこよりも先がけて導入し、重症ニキビも含めたニキビの専門皮膚科クリニックとして多くの患者様のニキビを治療してまいりました。

皮膚科領域における光線力学療法(PDT)

光線力学療法(PDT)は、光毒性効果のみではなく、免疫調節効果や抗菌作用も示します。
このような作用から皮膚科分野では、

  • ・尋常性ざ瘡
  • ・脂腺増殖症
  • ・円形脱毛症
  • ・難治性疣贅
  • ・ボーエン様丘疹症
  • ・皮膚サルコイドーシス
  • ・硬化性萎縮性苔癬
  • ・尋常性乾癬
  • ・扁平苔癬
  • ・強皮症
  • ・モルフィア(限局性強皮症)
  • ・皮膚や爪白癬などの真菌症
  • ・皮膚リーシュマニア症

などの治療にも用いられています。膠原線維の産生促進作用がありますから創傷治癒、皮膚の美容へも応用されています。

光線力学療法(PDT)の治療分野

光線力学的治療(PDT)は、

  • ・早期肺ガン(1996年)
  • ・表在性食道ガン(1996年)
  • ・表在性早期胃ガン(1996年)
  • ・子宮頚部初期ガンおよび異形成(1996年)
  • ・加齢黄斑症(2004年)

において保険適応されており、良好な成績をおさめています。
さらに他の臓器のガンや、心臓、皮膚、眼の疾患や伝染病などへの応用も研究されています。