メディアージュ重症ニキビ治療専門皮膚科クリニックのスタッフブログ患者様から寄せられるご相談やニキビ改善のためのお手入れなど、ニキビに関する様々なことをお話ししていきます

2018.11.19ここを後回しにすると来年になる

メディアージュ皮膚科二キビ専門クリニック医師の大島です。

だいぶ気温も下がり、冬の足音が近づいてきたのを感じます。
冬になると寒いのはもちろんですが、もう一つ困るのは乾燥です。
冬に悪化しやすい皮膚疾患としてアトピー性皮膚炎があります。
乾燥することで皮膚のバリア機能が低下し、湿疹症状を繰り返すようになります。

厄介なのが、アトピー性皮膚炎とニキビが併発するケースです。

なぜならばアトピー性皮膚炎の治療にはステロイド外用剤が使用されますが、ステロイドは免疫を抑制するのでニキビは悪化します。
逆にニキビに良く使用される角質剥離作用のある外用剤(ディフェリンやべピオ、エピデュオなど)は、肌を乾燥させるのでアトピー性皮膚炎が悪化します。

非常に悩ましいですが、重要なのはどちらも乾燥が症状を悪化させる原因となるので保湿が重要ということです。

皮膚の水分が減少すると、肌の潤いを油分で補おうとするため、皮脂量が増えてそれがニキビの原因となります。
このような肌状態を乾燥性脂性肌といいますが、ニキビの方に非常に多いです。
保湿を徹底することで水分と油分のバランスが整って、肌状態を改善することができます。

ですから冬にニキビが悪化する場合は、自己判断で市販の薬や化粧品を使用するのはやめましょう。
余計に肌が乾燥し、ニキビが更に悪化する可能性があります。
まずは皮膚科を受診して、正しい治療を受けることが大切です。

メディアージュ二キビ専門クリニック医師 大島玄